ＤｅＮＡ・今永昇太投手（２３）が３０日、沖縄・宜野湾１軍キャンプでの新人の“指南役”を買って出た。ドラフト１位の浜口（神奈川大）ら、５人の新人が１軍キャンプに帯同するが「僕もいろんな人に質問し、アドバイスをもらった。何かあれば聞いてほしい」と手を差し伸べた。

　ルーキーイヤーの昨季は８勝を挙げた。今季も先発ローテの一角として活躍が期待される左腕は「自分もアピールする立場なんで」と前置きした上で、「自分はがむしゃらにやっていた。浜口にしても最初は自分で考えることも必要だとは思うけど、一緒に頑張っていけたら」と後輩にメッセージ。沖縄では食事に誘い、１年目の経験を伝授する機会もありそうだ。

　また、助っ人との“橋渡し役”には井納が名乗りを上げた。昨季はモスコーソと仲が良かったという右腕はこの日、初対面のパットンらに対して「沖縄で食事に行きましょう」と握手。悲願の優勝へ、主力を中心に結束力を高めていく。