大谷、WBC投手辞退、打者出場も微妙…栗山監督が侍Jに伝える
日本ハム・栗山英樹監督(55)は31日(日本時間2月1日)、コンディショニングが上がってこない二刀流・大谷翔平投手の投手としてのWBC辞退を侍ジャパンに伝えたことを明かした。
米アリゾナピオリアキャンプ後の30、31日と2日間、自主練習を行ったが、ランニング、キャッチボールの状態を見て、投手としてWBC初戦3月7日キューバ戦に間に合わない旨を伝えた。
「状態が悪い中でも3月に向かっていたが、投げる事は無理と判断しました。残念なんで治していろんなことをやらないと。前を向いてやらないといけない」と無念の表情を浮かべた。
大谷は日本シリーズ、11月の侍ジャパンの強化試合で右足首を痛め、その後の1月の自主トレでも両足に張りを訴えるなど、状態が上がってこなかった。
打者としては「今後どこまで上がってくるか。走れるようになったら」と話した。可能性は残されているが、最悪打者としての全面WBC辞退もありそうだ。