日本ハム 大谷のWBC投手辞退、栗山監督「翔平が暴れようが止めないと壊れる」
日本ハム・栗山英樹監督(55)が31日(日本時間2月1日)に、キャンプ地の米アリゾナで大谷翔平投手WBC投手辞退に無念さを浮かべた。
国際舞台での出場は大きな財産になると言ってきた指揮官。この日、クラブハウス内で本人と話し合い、投手出場辞退の方向性を伝えた。「今の状態では無理。全力で走れないと前に進めない。とにかくまずは全力で走るということをしないと。それができた上で投げられるかどこかを見つけ出さないといけない」と現段階で投手復帰の目処が不透明なことを明かした。
話し合いでは本人も無念さを浮かべてたというが「翔平にはいろんなものがあると思うし、止めなければいけないというところの状態になってしまったので、暴れようが何しようが止めないと壊れてしまう、できないことに対して向かってはいけないということになった」と厳しい表情で話した。