オリックス・コーク、まるでアニマル !マウンド蹴り上げ放送禁止用語連発
「オリックス春季キャンプ」(2日、宮崎)
オリックスの新外国人、フィル・コーク投手(34)が2日、初めてブルペンに入り、捕手を座らせて29球を投げた。
隣で淡々と投げる同じ新助っ投のウエストとは対照的に1球ごとに何かを口にする。狙ったコースに行かなければ放送禁止用語を連発してマウンドを蹴り上げ、捕手からの返球を素手で捕ることも。その姿はかつて阪急の守護神として活躍し、マウンド上で絶叫することで有名だったアニマルをほうふつとさせたが、本人は「うまくいかない時は声を出して集中するんだ」とその意図を説明した。
ウオーミングアップには武術の動きを取り入れているという。「闘争心は持っている。乱闘?カモン!」と報道陣をブルース・リーばりに手招きして挑発。「戦わなければならない時は戦うよ」と武闘派を宣言した。
福良監督は「神経質そうですね。アニマル似?あんなのになってもらったら周りが困る」と苦笑い。メジャー通算407試合登板の本領は投球で発揮してもらいたい。