ロッテ・パラデスは両打ち両投げだった DH起用有力ですが
「ロッテ春季キャンプ」(2日、石垣島)
ロッテのジミー・パラデス内野手(28)が、球界では珍しい“両投げ両打ち”であることが2日、明らかになった。
スイッチヒッターのパラデスがフリー打撃を終えると、衝撃の事実を打ち明けた。元々は右打ちで「7歳から両打ちだよ」と早期にスイッチをマスターしたことを明かすと、「右でも左でも投げられるよ。(左でも)強く投げられる。書くのは無理だけどね」と言うではないか。
パラデスの登録は「右投げ両打ち」だが、過去には南海の投手・近田、野手では西武・小久保が両投げで登録されている。何が起こるか分からない勝負の世界。DHでの起用が有力ながら、“有事”の備えになるかもしれない。
フリー打撃では左打席で48スイング中5本、右打席では21スイング中1本の柵越えを放った。ポスト・デスパイネとして期待されるが、「自分ができることを精いっぱいやる。ボールが来たら力強いスイングをする」と気負いはない。