ソフトバンク・工藤監督、武田のWBC派遣OK 大谷の投手出場断念で
「ソフトバンク春季キャンプ」(2日、宮崎)
ソフトバンクの工藤公康監督(53)が2日、武田翔太投手(23)のWBC派遣に肯定的な考えを示した。日本ハム・大谷が投手としての出場断念を発表。NPB(日本野球機構)から要請があれば、世界一奪回のために全面協力する考えだ。
「体のどこも悪くないなら、要請があればNPBに協力すべきだと思っている」と工藤監督。公表はされていないが、武田は入れ替え可能となる10人の予備登録選手の上位に入っているとみられる。
現時点でNPB側から代役としての出場要請は届いてないとみられるが、武田は有事に備えてWBC公認球を持って宮崎入りしている。「自分のできることをやっていきます」。日本代表のピンチのために戦う強い覚悟は持っている。