中日・平田、大谷級の飛距離目指し土井道場入門
「中日春季キャンプ」(2日、北谷)
中日の平田良介外野手(28)が2日、土井正博打撃コーチ(73)から約30分の熱血個人レッスンを受けた。狙うは日本ハム・大谷級の飛距離だ。
現役時代に通算465本塁打を放ち、指導者として清原和博、中村剛也、松井稼頭央らを鍛えた名伯楽。平田のみぞおちに自らのこぶしを当て、押す。1メートルの距離から最後は20センチまで接近した。伝えたかったことは近い方が力を伝えられるということ。打撃も同じ。ボールを捉えるポイントが体から離れていれば力は伝わらない。
「納得できた。オフにつけたパワーをどうボールに伝えるか、土井さんから学んでいきたい」と平田。WBCまでに新打撃フォームを完成させる。