ロッテ唐川復活へ3日連続ブルペン 元祖「千葉の星」まだまだ伸びる
「ロッテ春季キャンプ」(3日、石垣島)
ロッテ・唐川侑己投手(27)が3日連続でブルペン入りした。元祖「千葉の星」はキャンプのテーマを、「球の強さです。そこだけを意識したい」と言い切る。
この日は32球。威力のあるボールが低めに集まった。昨年から少し腕を下げ、スリークオーター気味の投球フォームにした。15試合で6勝6敗。復活への足場を築き、「継続してやっていければいい」と今後はしっかり固めるつもり。「手首を払って、はじくようにリリースする感覚をつかみたい」と前を向いた。
涌井、石川の2人は決定的で、残りの先発枠はあと4。今季は節目となるプロ10年目。「折り返しだと思っています」。まだまだ大きく伸びる。「千葉の星」が充実のキャンプを送っている。