ヤクルト・山田、WBC公認球で初特守 「想像以上の結果」と自画自賛
「ヤクルト春季キャンプ」(7日、浦添)
ヤクルトの山田哲人内野手(24)が7日、WBC公認球で初の特守を行った。「想像以上の結果」と自画自賛した若武者が、日本代表の二塁を堂々と務め上げる。
試合が行われる東京ドーム同様、本番を想定した人工芝での特守。他の選手が打撃練習を行う室内練習場で、約40分の山田特別メニューに臨んだ。ダブルプレー、ランニングスロー、クイックスローなどさまざまな方法に取り組んだ。高いバウンドには「苦手っす」と弱みも見せたが、捕球、送球を難なくこなし「結構しっくりくるというのがあった」と納得の表情を見せた。
当初WBC公認球に触れた際は「滑る」という印象だったが、「今では普通の球と思うような感覚」と相性も抜群。三木ヘッドコーチは送球の際に「しっかり、強く、丁寧に」と三つのポイントを挙げた上で「守備がうまくなってる」と評価した。世界一へ、進化し続けるトリプルスリー男が攻守でもり立てる。