日本ハム・大谷、アリゾナでフリー打撃無理っぽい 栗山監督が慎重な姿勢
「日本ハム春季キャンプ」(6日、ピオリア)
日本ハム・大谷翔平投手(22)が6日(日本時間7日)、キャンプ第2クールをスタート。依然として右足首痛でダッシュができない状態が続いていることもあり、アリゾナキャンプ中は屋外フリー打撃を行わないことが濃厚となった。
昨年は乾燥地で打球が飛びやすいアリゾナの地で柵越えを連発した大谷。今年も「外で打ちたい」と漏らすが、栗山監督は「今自分がやらなければいけないことを全力でやることが大事」と先を見据え、屋外でのフリー打撃に慎重な姿勢を見せた。
今クールについて「まずはランニングが中心になる」と話す大谷はこの日、ランニングの強度を上げ、距離を伸ばした。「日に日によくなっているので、炎症は取れると思う。ただ、強度の高いダッシュがあると(痛みが)ぶり返すこともあるので慎重にやっていく」。アリゾナでは全力で走り込める下地を作り、12日からの沖縄・名護キャンプ以降に屋外で気持ち良く打ち込む。