DeNAラミ監督、ドラ6尾仲を絶賛 147キロ直球に「1軍レベル」
「DeNA春季キャンプ」(8日、宜野湾)
DeNAのドラフト6位・尾仲祐哉投手(22)=広島経大=が8日、フリー打撃に初登板し最速147キロの直球を主体に42球。エリアンとシリアコを相手に、柵越え1本など安打性2本に抑える圧巻の投球を披露した。
173センチの小柄な体から投じられた直球には球威があり、変化球は抜群のキレがあった。エリアンからは空振りも奪った。それでも新人右腕は「初めてプロの選手と対戦したので力が入りました」と初々しかった。
この快投にラミレス監督は「驚きました。球が浮き上がってくる」と褒めちぎった。当面はリリーフで起用する方針で「かなりの確率で1軍に残れるだけの力は持っていると思います。1軍レベルの投球ができると思います」と期待は大きい。
最速151キロの直球を武器に活躍した大学時代の異名は“広島のドクターK”。尾仲はプロでも「2ストライクになったら三振を取りたいと思う」と意欲を示した。