ハム大谷スパイク履いた 練習強度アップに前向き「徐々に上げていく」
「日本ハム春季キャンプ」(7日、ピオリア)
日本ハム・大谷翔平投手(22)が7日(日本時間8日)、キャンプ第2クール2日目にして、完全別メニュー調整ながらも初めてスパイクを履き、室内練習場では打撃投手を相手に打ち込みを行った。
徐々にエンジンがかかってきた。外野ポール間をランニングシューズで前日より、強度を上げて走り込んだ後、キャッチボールはスパイクに履き替えて再びグラウンドへ。「芝生がぬれていたので滑らないように履いた」。それでも徐々に距離を延ばし、約90メートルで遠投を行った。
特に痛みが出ることなく、その後は室内練習場に場所を移し、今キャンプで初めて打撃投手の球を打った。10メートル程度の距離から軽めに投じられた球を67スイング。「徐々には上がってきている。たいした前進はしていないですけど、(メニューを)徐々に上げていくと思う」とペースアップに前向きだ。
実戦への道筋は未定だが、今クール中にもスパイクを履いて走り込みを再開する可能性もある。「ランニングシューズなら7、8割の力で走れる。この流れで変わるとしたらランニングメニュー」と大谷。10日までのアリゾナキャンプ中に全力走へのめどを付け、12日からの沖縄・名護キャンプで実戦形式メニューへの取り組みを目指す。