ソフト摂津立ち位置変えた 一塁側移動でシンカー生かす

 「ソフトバンク春季キャンプ」(8日、宮崎)

 若手中心のB組で調整中のソフトバンク・摂津正投手(34)が、今キャンプ初めて打撃投手として登板した。城所と江川に直球のみ41球を投げて安打性は7本だった。

 「バッターの反応を見ていると、違うんだなと感じた」。手応えの秘密はプレートの立ち位置だ。従来は三塁側を踏んでいた右足を武器のシンカーを生かすため、一塁側に変更。その副産物として、特に左打者の外角に角度のついた直球がいくようになった。

 「実戦でやってみないとどうなるか分からない。自分の目線だけじゃなく、打者の話を聞きながらやっていきたい」と摂津。昨季は自己ワーストの2勝どまり。その“立ち位置”も変え、開幕ローテをつかむ。

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