侍ジャパン、阪神・岩貞、広島・野村をWBC予備登録メンバーに
3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の主催者は8日、大会中に入れ替えが可能となる指名投手枠のリストを発表した。侍ジャパンは最終登録メンバーに入っているオリックス・平野佳寿投手、広島・野村祐輔投手、阪神・岩貞祐太投手らが予備登録された。
侍ジャパンの小久保監督は故障者が出た場合以外、選手を入れ替えない方針を示しているが、今大会から定められたルールでは1、2次リーグ終了後、予備登録メンバーの中から最大2投手の入れ替えが可能。1度外れた投手は、再登録できないルールとなっている。
指名投手枠に入った投手は最終登録メンバーのオリックス・平野を含めて9選手。メンバーの顔ぶれを見ると先発タイプは野村祐輔(広島)、石田健大(DeNA)、岩貞祐太(阪神)。残りの5選手は大瀬良大地(広島)、山崎康晃(DeNA)、沢村拓一(巨人)、森福允彦(巨人)、増田達至(西武)と球界を代表するリリーフ投手が選出された。
このうち野村、石田、山崎康、大瀬良は昨年11月に行われたメキシコ、オランダとの強化試合で侍ジャパンに選出された。野村はメキシコ戦で4回3失点、石田はオランダ戦で3回4失点を喫するなど、アピールできなかった。