福良オリは鬼キャンプ!昼食抜きでミスしたプレー反復
「オリックス春季キャンプ」(11日、宮崎)
福良オリックスの鬼キャンプがさらにすごみを増した。午前中に行われた試合を想定したゲーム打撃。バントやヒットエンドランを失敗した小田、武田、宗の3人はバットを手にそのまま室内練習場へ走る。そこから昼食抜きでミスしたプレーを繰り返した。
時間にして3時間以上。打撃マシンを相手に宗と小田はバントを、武田は右打ちをひたすら続けた。福良監督は「コーチから『できないヤツ』は外すと言ってきた。そういうことができないとダメな選手たち。練習しかないでしょう」と当然といった表情で話した。武田は「一発で決められなければ練習しかありません」と疲れ切った表情で話した。
スキのない野球を目指してキャンプイン。連日、ゲーム打撃は行われているが、試合のプレッシャーを与えるためにも事前に罰を伝えた中で行った。
12日には紅白戦を控える。指揮官は「そこでできなかったら…。その先は言いません」と笑い飛ばした。選手たちは2軍落ちの危機感の中、戦い続ける。