DeNAドラ5細川“プロ1号”初対外戦初打席で「ハマのカブレラ」離れ業
「練習試合、阪神1-4DeNA」(13日、宜野座村営野球場)
名刺代わりの一発だ。DeNAのドラフト5位・細川成也外野手(18)=明秀学園日立=が、練習試合で途中出場し、初の対外試合の第1打席で“プロ1号”をぶちかます離れ業をやってのけた。
七回、1ボール2ストライクから島本の外角高め直球を強振。グングン伸びた打球が中堅に突き刺さると、スタンドからどよめきが起こった。「打った瞬間(行くと)思いました。スイングが小さくならないように意識した」と納得の表情だ。
秘蔵っ子の打棒爆発にラミレス監督は「彼の特徴は無理に引っ張らないところ。センターから右側に打てる」と絶賛。指揮官が西武などで活躍したアレックス・カブレラ級だと評価したパワーを虎相手に証明した。
今後は経験を積むために2軍に戻るが、再び1軍の試合に呼ばれる可能性もある。“ハマのカブレラ”は「新人らしく思い切りやっていきます」とフルスイングを代名詞にして躍動する。