ロッテ涌井3年連続開幕投手 伊東監督「一発目に行かす意味を分かっています」
「ロッテ春季キャンプ」(13日、石垣島)
ロッテ・伊東勤監督(54)が、涌井秀章投手(30)に今季の開幕投手を託したことを明かした。涌井にとっては15年から3年連続、西武時代から通算すると8度目の大役となる。
3月31日、福岡ドームのマウンドに立つのは涌井だ。7日に伊東監督がブルペンで伝えていた。「エースでやってきた。一発目に行かす意味をワク(涌井)も分かっています」と全幅の信頼を置いての起用だ。
エースはこの日、3日連続でブルペン入りした。「まだ(開幕まで)1カ月以上あるので、その日にならないと…」と話し、さらにこう続けた。今季が例年よりも開幕が遅いこともあり「スロー調整です」
昨年まで在籍したデスパイネがソフトバンクに移籍した。昨日の友は今日の敵。「意識しますよ」とキッパリ言い切った。
「まだゲームに入れる状態じゃない」。現役では最多となる開幕戦5勝を挙げているエースは、余裕の姿勢で構えている。