ハム中田 初実戦2の0フルスイング封印…WBCのため左手首痛「我慢しないと」
「日本ハム紅白戦、紅組3-0白組」(14日、名護)
日本ハム・中田翔内野手(27)が、左手首痛が完全に癒えるまで、持ち味のフルスイングを封印して調整していくプランを明かした。
全てはWBC本戦のためだ。8日に痛めてから状態は良くはなっているものの、全力で振りたい欲求は抑える。「正直、振りたいとウズウズしているけど、焦ってフルスイングして悪化してしまったら、取り返しがつかなくなってしまう。今は無理する必要はない」と説明した。
初実戦となった紅白戦では強く振らず、左手首の返しを遅らせてスイングし、2打数無安打。実戦感覚を養うために15日以降の実戦も出場していく計画を立てているが、今後も力はセーブしていく。
視察に訪れた侍ジャパンの小久保監督と会談した主砲は、無理せずに調整していくように勧められた。3月7日の本番まで1カ月を切り「痛みが治るか分からない。それで治らなければ、痛みは我慢しないといけない」と本音を漏らした主砲。本番で爆発するためにも慎重に振り込んでいく。