西武・雄星1回完璧投球「開幕をベストで」秋山をフォークでK斬り
「西武紅白戦、紅組2-0白組」(14日、南郷)
2年連続で開幕投手を務めることが決定している西武の菊池雄星投手(25)が、紅白戦に登板し、1回を打者3人で封じた。WBCに出場する侍ジャパンの秋山からフォークで空振り三振に奪うなど、キャンプで磨く新球の威力を示した。
「秋山さんに対していい形でフォークを投げられた」。初回、先頭の秋山から147キロ直球でストライクを奪うと、2球目はフォークで空振り。最後も136キロフォークで空振りの3球三振に封じた。
今後は19日の紅白戦で2イニングの登板予定。「試したいことに取り組んで、開幕をベストの状態で迎えたい」。岸が移籍した今季、エース級の働きが求められる左腕は、決め球の精度を高めながら、大役へのステップを踏む。