オリックス新人4投手そろって0封 福良監督、山岡&黒木にローテ入り期待
「練習試合 オリックス5-5広島」(18日、SOKKENスタジアム)
あっぱれじゃ-。オリックスのドラフト1位・山岡泰輔投手(21)=東京ガス、同2位・黒木優太投手(22)=立正大、同5位・小林慶祐投手(24)=日本生命、同8位・沢田圭佑投手(22)=立大=の新人4投手が18日、広島との練習試合に1イニングずつ登板。いずれも無失点と対外試合デビュー戦で結果を残した。
先発した山岡はMAX145キロの直球を主体に、わずか5球で三者凡退に仕留め、福良監督を「もっと見たかった」と残念がらせるほどの安定感を披露。
本人も「5球というのは理想に近いです。この球速で9回を投げられれば。27球で終わりたいタイプです」と手応えを口にした。
2番手で投げた黒木も147キロをマークし、主軸を三者凡退に抑えたが、こちらは「バランスが悪く、シュートする直球もあったので。30点です」と厳しい自己評価で目標の高さを印象づけた。
「4人ともよかった」という福良監督。特に山岡、黒木には「競争に入ってきてくれれば」とローテ入りの期待をほのめかしていた。