ラミ監督絶賛!クラインは“メッセ級” DeNA新助っ投が上々デビュー
「練習試合、中日3-2DeNA」(18日、北谷)
DeNAの新外国人フィル・クライン投手(27)が18日、中日との練習試合に登板し、3者連続三振という圧巻の“デビュー”を果たした。
五回に2番手としてマウンドに上がると、奪三振ショーが幕を開けた。まずは高橋からチェンジアップで見逃しの三振を奪うと、続く松井雅はストレートで同じく見逃し三振。とどめの遠藤はツーシームで空振りに仕留めた。201センチの長身から投じるMAX153キロの速球に加え、多彩な球種も駆使し、1イニングをピシャリと封じた。
14日にフリー打撃に登板した際に、阪神・メッセンジャー級と高評価していたラミレス監督も「メッセンジャーよりもいい投手とは言わないが、それに近い位置にいる」と改めて引き合いに出すと、「打者にとっては新幹線のような速い球。必ず2桁は勝ってくれる」と最大級の賛辞を贈った。
初の実戦登板を終えたクラインは「内角も使えたし、ストレートもよかった。日本のマウンドやボールにもうまく対応できている」と先発ローテ入りへ、手応えをつかんでいた。