がんで闘病中の大島氏、大谷&藤浪を高評価 「キャンプはきつい」現役選手にエール

 大腸がんを患っていることを公表したプロ野球の中日、日本ハムで活躍し、日本ハムでは監督も務めた大島康徳氏(66)が19日、公式ブログを更新。日本ハム・大谷翔平投手、阪神・藤浪晋太郎投手の同級生コンビの飛躍を期待した。

 自宅療養する同氏は、キャンプ情報を新聞やテレビでチェックしているという。この日のブログで「今日、大島の目に留まったのはまず、日本ハムの大谷選手。あの高身長に長い手足。さらに大きくなった体。抜群のバランスでバットを振りぬけばあの飛距離の打球がバンバン飛ぶ。打者大谷、恐るべし!あの飛距離は本当に魅力的。そして、もう一人、今日テレビで見た阪神の藤浪投手。WBCに備え早目に仕上げていると思うが、いい状態に来ていると思う。上半身と下半身のバランスがいい。この状態ならコントロールも安定するだろう。今シーズン、期待できそうだ」と2人を高評価した。

 他にも大型補強した巨人で出遅れている山口俊や陽岱鋼のことを気に掛けていた。

 また、自らの現役時代のキャンプを振り返りながら「まずクールクール毎の目標到達点を作る。その時点での最高の状態を作る。そして次のステップへ。それを積み重ねて行くのだ。よしっ!ここまで来れたのだからもっと自分を追い込めば、まだその先へ行けるはず。一つ一つ階段を上るが如く今の自分の限界を超えていくのだ。満全と決められたメニューをこなしそこで満足してしまったら、並みの選手で終わってしまう」と訴えた。

 そして「キャンプはきつい。本当にきつい。でも、プロなんだからきついのは当たり前。でっかい選手になる為に必要なもの。それは、練習+考える力。理想の自分を完成させる為には何が必要で何をすべきなのか?考えて実行して欲しい」と、現役選手に送るメッセージで締めている。

(「」内は原文まま)

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