ヤクルト山田初長打 WBC本番想定「1番・DH」で三塁打
「練習試合、ヤクルト3-4DeNA」(19日、浦添市民球場)
ヤクルトの山田哲人内野手(24)が19日、DeNAとの練習試合に「1番・DH」で出場。WBC本番を想定した“DHテスト”で初の長打を放った。初回、平良の140キロ直球を右中間に運び、自慢の俊足で三塁打に。それでも「足が回ってなかった」と苦笑いし「100%、ボールに力が伝わってない」と不満を漏らした。
指名打者起用は「より実戦(WBC)に近い練習のため」という真中監督の親心。山田は「いつもと違う形で打席に入るのは難しい」と守備の間はストレッチを行うなど、ベンチに座らず体を動かしていたという。
3打席目は右飛だったが「当たりはよかった。ああいう打球を増やしていきたい」。徐々に状態を上げてきた若武者が、侍合宿で最後の総仕上げに入る。