日本ハム大谷「6、7割ダッシュ」30m走強度アップ
「日本ハム春季キャンプ」(19日、名護)
日本ハム・大谷翔平投手(22)は19日、阪神との練習試合(宜野座)に参加せず名護の残留組でフリー打撃を行った。50スイングで10本の柵越え、うち5本が場外と2日連続で破壊力を見せつけた。
「打撃投手の中でも(球が)速い矢野さんだったので強いスイングをしなければいけなくて、より実戦に近い練習ができた」と納得顔。打撃だけなら全快といえる内容だった。
足に関しても30メートル走は前日の5割から「6、7割」に強度を上げ、本数も増えた。「これからベース周りが(メニューに)入ってくると思うが、始めは駆け抜けや歩数合わせでガッとはいかず、徐々に上げていくと思う」という。
再確認するのがベースの踏み方。「左足で踏むのがベストだが、右で踏んでしまうクセがあるので、矯正して(左で踏む)クセを付けたい」。右足首を痛めたのも日本シリーズで一塁を駆け抜けた際。侍ジャパンの強化試合でも一塁ベース上で悪化させただけに『ノーモア故障』のために、今やれることをやるだけだ。