ヤクルト小川最多159球仕上がり順調 4年連続開幕投手へアピール
「ヤクルト春季キャンプ」(20日、浦添)
ヤクルトの小川泰弘投手(26)が、ブルペンでキャンプ最多の159球を投げた。順調な仕上がりを見せる開幕投手候補右腕が、さらにペースを上げていく。
「下半身の力で投げる感覚を覚えさせたかった」。当初は100球予定だったが、体調面が良好でフォーム固めのために球数を増やしたという。17日のDeNAとの練習試合に3番手で登板し、2回2安打1失点。その後2日間はブルペン入りせず、“小休止”を挟んだことで万全な状態で臨めた。
投球後は野村バッテリーコーチと話し込む場面もあった。小川は「インコースの意識でピッチャーから見て、どこを見て投げるかの確認です。(ボールが)少し甘くなる傾向があるので」と話した。
次回登板は25日のオープン戦・ロッテ戦(浦添)。それまでにブルペンでさらに球数を増やしていくつもりだ。「より実戦に近いボールを1球1球投げていく」。4年連続開幕投手へ、アピールを続けていく。