ロッテ 石川はWBCへ向けシート打撃で9打者に34球
「ロッテ2軍春季キャンプ」(21日、石垣島)
WBCに出場する石川歩投手がファームでシート打撃に登板。本番に備え打者との対戦感覚を確かめた。
対戦したのは寺嶋、柿沼、脇本、三家、荻野、伊志嶺、香月、肘井、大木の9打者で合計34球だった。
ヒット性の当たりは3本で、三家と香月からは得意球シンカーで空振り三振を奪った。
「まあ良かったと思うが、甘かったのもありましたね。変化球を試したかった」と石川。打たれたのは真っすぐで、シンカーなどの変化球には切れがあった。今後、強化試合の登板もあるが、「実戦なので抑えることが優先される。(球の)精度を上げていきたい」と前を見据えた。
ネット裏から見守った小林コーチは「順調です」と話していた。