原氏、小久保ジャパンを絶賛 世界一奪還へ太鼓判

 「侍ジャパン強化合宿」(23日、宮崎)

 巨人前監督で、世界一となった09年WBCの監督も務めた原辰徳氏(58)が23日、宮崎市内で開始した「侍ジャパン」の強化合宿を訪問。小久保裕紀監督(45)らを激励した。現代表チームの一体感を絶賛し、世界一奪還へ太鼓判を押した。

 世界を制した名将の目に頼もしい姿が飛び込んだ。09年大会はメジャー組5人を擁したが、今大会はアストロズ・青木のみ。それでも「家族的なまとまりのあるチーム。それぞれが気心、チーム心ということもすごく理解しているメンバーが集まっている」と評す。

 その理由は代表の常設化だ。「3年半という時間を掛け、それほどメンバーが変わることなく戦ってきた。そういったことの方がプラスなのかと思いますね」と説明した。

 国際大会の難しさを知ればこそ、原氏はチームの一体感を重要視する。「一番大事なところ。チームプレーを惜しまず、自己犠牲をもって勝利にまい進するという点は非常にたけている」とした。

 この日は、小久保監督と会話を交わしながら練習を見つめた。今回のWBCで原氏はTBS系列の解説者を務め、その戦いを見守っていくことになる。「(以前から小久保監督と)話はしていましたし、少なからず経験を持った人間として話した内容も、少しは生きてくれているのでは」。受け継がれる魂と新たな息吹。その脈動を感じ取っていた。

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