石川、元同僚デスパイネ封じる 初戦キューバ戦先発濃厚
「侍ジャパン強化合宿」(23日、宮崎)
日本代表のWBC初戦となる3月7日・キューバ戦に先発濃厚なロッテ・石川歩投手(28)が“聞き魔”になって相手主砲・デスパイネを封じる考えを示した。元同僚であることから公式戦での対戦はなく「他のチームの人に聞いてみたい」と話した。
デスパイネとは昨季まで3年間ロッテで同僚。敵にしたら怖いこともよく知る。対戦経験が豊富な侍投手陣から話を聞き、弱点を仕入れる考えだ。
本戦を見据えて、初日からブルペン入りして34球。武器のシンカーは抜ける部分もあったが「真っすぐとカーブはだいぶいい」と手応えを口にした。
今後は壮行試合の3月1日・台湾選抜戦に2番手で登板予定。現在の状態を「60(%)ぐらい」とし、「投げる試合は勝てるように頑張ります」と誓った右腕。3・7へ着々と準備を進める。