ヤクルトドラ2星70球で安打性5 虎スコアラー「嫌な投手」
「ヤクルト春季キャンプ」(24日、浦添)
ヤクルトのドラフト2位・星知弥投手(22)=明大=が24日、キャンプで初めて打撃投手を務めた。山崎と広岡に対して70球を投げ、安打性は5本。力強い直球と抜群の制球力を披露した期待の星に、セ・リーグ007も警戒を強めた。
「スライダー、フォークはもっと精度を上げたい。(できは)赤点です」と自身は厳しい評価を下したが、周囲はべた褒め。阪神・嶋田宗スコアラーは「(先発、中継ぎ、抑え)どこで投げても嫌なピッチャー」と脅威に感じていた。
伊藤投手コーチも「力みもあってバランスが崩れてた中で、しっかりストライクを投げられたから大したもんだよ」と称賛した。最速156キロ右腕が3月のデビューに向け、着実に前進していく。