侍・秋吉0封!守護神名乗り 小久保監督も及第点
「侍ジャパン練習試合、日本0-2ソフトバンク」(25日、サンマリンスタジアム宮崎)
期待に結果で応え、本戦での守護神へ前進した。松井裕(楽天)とともにクローザー候補の秋吉(ヤクルト)が九回に6番手として登板し、1安打無失点。WBC公認球を苦にすることなく「低めに投げられたと思う。実戦2回目にしては良かった」と納得の表情を浮かべた。
先頭の上林への1球に、いきなり収穫を得た。カウント1-2から内角へのスライダーで空振り三振。WBC公認球により、曲がり幅が大きくなっており「(打者に)結構向かっていって、使えるかなと思った」と手応えをつかんだ。
その後は失策と内野安打で1死一、二塁。そこから斐紹を中飛、続く牧原は低めの直球で遊直。「ショートライナーも(球が)上にいっていたらタイムリー。低め低めにいけた」。走者を置いても冷静さを保ったからこその好投だった。
小久保監督は「しっかり投げられたと思う。勝った状態でのマウンドを見たい」と及第点を与えた。次回は勝ちパターンでの抑え登板が見込まれる秋吉。快投を続け、絶対的な守護神として世界の舞台に躍り出る。