日本ハム・大谷場外弾締め キャンプ打ち上げフリー16発
「日本ハム春季キャンプ」(25日、名護)
日本ハムの大谷翔平投手(22)が春季キャンプ打ち上げの25日、160メートル弾で名護市営球場での最後の打撃練習を締めた。
老朽化により今キャンプで取り壊しとなる同球場。フリー打撃最後の1球は、豪快な高速スイングでスコアボードを越えて、外周の砂浜に着弾。5年間使用した思い出が詰まったグラウンドに惜別の一振りを見せた。
この日は39スイングで16本の柵越え。場外弾は6本と桁違いの打球を飛ばした。この1カ月間を「予想とは違いましたけど、やれることを一日一日こなせた。いいキャンプを過ごせた」と振り返った。右足首痛でWBCの代表辞退もあったが前向きに捉えた。
26日にチームとともに札幌に移動し、練習に参加予定。目標の開幕野手スタメンへ着々と準備を進めていく。