オリックス・ロメロ折れたバットで柵越え…福良監督「危ないやろう」
「オリックス春季キャンプ」(25日、宮崎)
オリックスの新外国人、ステフェン・ロメロ外野手(28)=前マリナーズ=が25日、折れたバットで柵越えを連発した。
外野フェンスを軽々と越えていく白球。これだけ見ればいつもの光景だが、ちょっと違った。合間に福良監督が何事か話し掛ける。バットを手に数分間、話し合ったあと、ケージに戻り、再び豪快なスイングを繰り返した。
指揮官が明かす。「この間からバットが折れたまま打ってたから。30センチくらいのヒビが波打っていた。危ないやろう」。何と折れたバットで打っていたというのだ。
この日は足の強い張りがあり、守備練習を回避した。万全でない体、ヒビが入ったバットで飛ばす怪力男。26日の韓国・斗山との練習試合にも出場を志願している。