選抜大会、早実・清宮は特別ルートで球場入りが決定 「事故防止のため」
「第89回選抜高校野球大会」(19日開幕、甲子園球場)
運営委員会が1日、大阪市内の日本高野連で開催され、清宮幸太郎内野手を擁する早実は、大会中は別ルートで球場入りすることが決まった。
通常、試合当日の選手はバスで球場周辺まで移動して、バスを降車後は一般人の中を歩いて球場入りする。
しかし、早実が同様のルートを使用した場合、清宮にファンが殺到する可能性が高い。そのため同校の選手は甲子園練習、リハーサル、開会式、試合当日の全てで、一般人と接触しない別ルートで球場入りすることになった。
高野連の関係者は「注目度も上がっているので、事故防止のためです」。“清宮フィーバー”によるアクシデントを防ぐために異例の処置となった。
清宮は1年夏の15年の甲子園でも別ルートで球場入り。警備上の都合で早実の宿舎が変更されるなど、フィーバー対策が採られていた。