ヤクルト近藤&坂口が“糸井包囲網” オリックス時代の後輩がセンパイを警戒
ヤクルトの近藤一樹投手(33)と坂口智隆外野手(32)が1日、オリックス時代の同僚で阪神にFA移籍した糸井への警戒心を強めた。“超人”の異名で知られるライバルをチーム全体で食い止めようという構えだ。
糸井を「超一流で、別格」と評するのは近藤。昨年7月に八木との交換トレードでオリックスから移籍し、今季は先発として期待されている右腕は「雰囲気がある選手。チーム全体でかかっていかないといけない」と気を引き締めた。
坂口も同様に「チームでカバーしていく」と個人の力では歯が立たないことを強調。糸井は右膝関節炎で宜野座キャンプは別メニュー調整だったが「万全だと思う。弱点がないし、全てそろってる」と敵ながらベタ褒め。久々の神宮での練習は「寒い」と話したが、センターから鋭い返球を見せるなど、好調ぶりを披露した。
マウンドから、外野から、元同僚たちが軸となって糸井包囲網を張り巡らせる。