由伸監督期待…岡本の「変化」 巨人の和製大砲候補に対し「期待されているうちに」
「巨人春季キャンプ」(1日、那覇)
巨人・高橋由伸監督(41)が1日、3年目の岡本和真内野手(20)にオープン戦での奮起を促した。「若い選手が1人でも2人でも出てきてほしい」と臨んだ、1カ月間のキャンプを打ち上げ。「競争は続く」とし、和製大砲候補について「期待されているうちに、結果を残してほしい」と強い言葉を発した。
開幕オーダー決定のメドを問われた指揮官は「結構ギリギリまで悩むんじゃない」と答えた。戦力の見極めはオープン戦最終盤まで続くとみられる。「1軍で活躍するためには1軍の投手を打たないと」とも言った。3月も深まれば相手投手の練度はさらに上がる。一線級からの快打が生き残りの条件となる。
今キャンプ中は紅白戦を含む実戦7試合すべてでフル出場させた。対外試合序盤こそ無音だったが、最後の2試合で7打数4安打と状態は上向きつつある。岡本は「開幕1軍に入れるよう、しっかりやりたい」と表情を引き締めた。昨年は打率・164に終わったオープン戦。指揮官は1年を経ての変化を期待している。