巨人ヒルマンの珍言「肩に小錦が…」 2年5億円で移籍も輝き失せたまま

 97年から98年にかけて巨人に在籍したエリック・ヒルマン投手は、球史に残る珍言を残した。

 「左肩に小錦が乗っかった感じだ」。

 95年から2年間、ロッテで計26勝。しかし、2年5億円で移籍した巨人では、左肩の違和感などで97年は2試合で6回しか投げず0勝1敗。そして翌98年2月12日にキャンプで訴えた左肩の痛みを体重270キロの小錦で説明した。

 結局1試合も投げず、6月1日に解雇。当時のオーナー・渡辺恒雄は「金をやるから出ていけ」と激怒したというが、ある選手は「野手の間では、おもしろいこと言うなぁという感じだったよ」と懐かしそうに話した。

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