侍・小久保監督、能見ら阪神投手陣に難敵攻略ヒント
「WBC強化試合、阪神3-0豪州」(4日、京セラドーム大阪)
日本代表「侍ジャパン」の小久保裕紀監督(45)ら首脳陣が4日、WBC強化試合・阪神-オーストラリア代表戦(京セラドーム)を視察した。3回無失点の阪神・能見篤史投手(37)ら完封リレーの猛虎投手陣に、難敵攻略のヒントを得た。
ベテラン左腕の投球に、8日の本戦で対戦する豪州打線が苦戦を強いられる。その姿に小久保監督は「(能見が)あれだけ腕を振って低めに集めれば、なかなか打てないというのが分かった」と感想を語った。
映像などで「もう少し真っすぐに対応してくるかと思っていた」と話していただけに、阪神投手陣の攻めは参考になった様子。また3番手で登板のL・ウエルズ、合流前の抑え・モイランを警戒し「リードした展開で戦う。先制点が大事」と本戦を見据えていた。