秋吉締めた!侍J小久保監督、救援陣手応え
「WBC強化試合、オリックス3-5日本」(5日、京セラドーム大阪)
最後まで苦しい試合の連続だった。それでもWBC日本代表・小久保裕紀監督(45)は、日本の生命線である投手陣の状態に「めどが立った。ボールの対応も含めて良くなってきたなという印象」と手応えを口にした。
本番前最後の試合も先発・藤浪が初回に2点を失う展開。それでも2番手・平野をはじめ、六回を三者三振に抑えた5番手・松井ら救援陣が好投を見せ、九回の勝ち越し機へとつなげた。指揮官も「とにかく投手が抑えないと勝てない。本戦へ向けていい形で仕上がったと思う」と話した。
九回もリードの場面で秋吉が三者凡退締め。「今の時点での第1候補」と懸案だった抑えも固まった。実戦5試合中4試合で先制点を許した先発に不安は残るが、侍投手陣の形はおぼろげに見えてきた。