キューバ5連敗でWBC本番へ…投手10人投入11被安打8四死球

 「WBC強化試合、西武5-0キューバ」(5日、京セラドーム大阪)

 キューバ代表が西武に完封負けを喫し、引き分けを挟んで5連敗でWBCに臨むこととなった。

 主砲のデスパイネが練習中、肩にボールが当たった影響でスタメンから外れ、代役で4番に座ったサーベドラが4打数4安打と一人気を吐いたが打線はつながらず。投手陣も11安打8四死球と乱れ、不安を残した。

 マルティ監督は試合前に「一番大事なのは、全投手が1イニングずつ投げること」と話していたように、10人の投手を投入。試合後の会見で「結果は負けたけど、試してみたかった投手は全て見た」と前向きに捉えた。

 デスパイネについては「大事をとった。ドクターに診てもらったら問題ないと言われている」と説明した。デスパイネは九回に代打で出場し右邪飛。本戦に支障はないもようだ。

 WBC前の実戦7試合で1勝5敗1分け。それでも「求めている姿に向かって、きっちり来ている」と指揮官は強気を貫く。7日に控える日本代表との初戦まで調整できるのは1日だけ。不安をぬぐい去り、“赤い旋風”を巻き起こせるか。

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