鷹4年目・上林決勝3ラン 工藤監督「もっと自信を持ってやればいい」
「オープン戦、ソフトバンク6-1ヤクルト」(5日、北九州市民球場)
4年目のソフトバンク・上林誠知外野手(21)が、オープン戦チーム1号を放った。六回に左翼席へ運ぶ決勝3ラン。5・2メートルの左翼フェンスを軽々と越す逆方向への一撃で、外野の定位置奪取へ猛アピールに成功した。
同点の六回2死一、三塁。平井の投じた150キロ直球を捉えた。「1、2打席とまったく駄目でチャンスで何とかランナーをかえそうと思っていた。外野の頭は越えたと思ったけど…」。オープン戦だけでなく今春の対外試合でのチーム1号。オープン戦初白星を呼んだ、価値ある3ランだ。
外野のレギュラーは柳田、中村晃がほぼ確定で、長谷川勇、福田や吉村ら競争相手もハイレベルだが「もっと自信を持ってやればいい」と工藤監督。チーム力をさらに上げる上林への期待は大きい。