WBC韓国 元阪神・オから元ヤクルトのイムへリレーも延長で敗れる
「WBC・1次リーグA組、韓国1-2イスラエル」(6日、高尺スカイドーム)
第4回大会が幕を開け、ソウルで迎えた初戦には、地元の韓国が登場。終盤、日本球界で活躍したオ・スンファン、イム・チャンヨンの救援リレーが実現した。
韓国は1-1の同点で迎えた八回2死満塁のピンチに現在、大リーグのカージナルスで活躍するオ・スンファンをマウンドへ。
阪神でも活躍した右腕は、9番打者のバーチャムに格の違いを見せつけ、空振り2つに最後は外角の直球で見逃し三振に仕留め、この母国を救った。
オ・スンファンは、九回も無失点に抑え、1回1/3を1安打3奪三振と好投した。
試合は延長に入り、延長十回からは元ヤクルトで40歳になったサイド右腕、イム・チャンヨンが登板。
1死から四球と安打で一、三塁とされたが、ここで相手のスクイズが投飛となって2死とした。
続く打者には二塁へのゴロに仕留めたが、二塁手が捕球後、一塁送球できず、適時打となって勝ち越しを許した。これが決勝点となって韓国は黒星スタートとなった。