侍・小久保監督がキューバ粉砕策 機動力封じに強肩・小林 1番に山田

 「WBC・1次リーグB組、日本-キューバ」(7日、東京ドーム)

 野球日本代表「侍ジャパン」の小久保裕紀監督(45)が6日、WBC初戦のキューバ戦(7日・東京ドーム)を控えて前日の公式会見に臨み、キューバ代表の機動力と継投策を警戒しながら、難敵撃破で世界一奪還への勢いを生むと誓った。

 3年半の集大成となる時が近づく。「キューバとの試合が一番のポイント。やっぱり初戦は大事なので、そこで良いスタートを切れれば乗っていける」と小久保監督。そのために打線、そして守備でキューバ対策を施す。

 まず相手の機動力。特に1番・サントスは指揮官も「(塁に)出さないかどうかがポイント」と警戒する。そのため「明日は小林で行きます」とチーム一の強肩捕手をスタメン起用すると明言した。

 さらに細かい継投をしてくるキューバ投手陣に「山田の状態が上がってきているので1番で使いたい。上位が動いて中軸へつなぐイメージができた」と5日の強化試合・オリックス戦同様に、3番・青木、6番に坂本勇を置く新打順で迎え撃つ。

 13年10月に代表監督に就任。プレミア12での準決勝敗退という屈辱も経験した。その上で「自分の成長は結果でしか分からない。結果で示したい」と強い決意を語った。強国集う世界最高峰の戦い。「結束」を誓い、その嵐に船を出す。

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