「ＷＢＣ・１次リーグＢ組、日本－キューバ」（７日、東京ドーム）

　キューバ代表のアルフレド・デスパイネ外野手（３０）が６日、東京ドームでの練習に参加後、７日の１次リーグ初戦で対決する侍ジャパン粉砕に自信を漂わせた。

　“赤い稲妻”と呼ばれる強力打線の主砲を担う男の目が、鋭く光った。日本代表について「１００％集中してプレーをすれば、勝てない相手ではない」。昨季２４本塁打、９２打点をマークするなど３年間プレーした日本野球は熟知している。「日本チームの弱点は、探せばあると思います」と不敵に言い放った。

　７日に対戦する石川は、昨季まで在籍したロッテ時代の同僚。実力を分かっているからこそ「カーブもシンカーもいい。研究しないといけない。彼の投球を１００％分析して、明日の試合に臨みたい」と要警戒マークを付けた。元チームメート攻略へ－。デスパイネが侍ジャパン相手に仁王立ちする。