侍“開幕投手”石川、4回1失点で大役果たすも反省のコメントに終始

キューバ戦に先発した石川=東京ドーム(撮影・堀内翔)
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 「WBC・1次リーグB組、日本-キューバ」(7日、東京ドーム)

 “開幕投手”を務めた石川(ロッテ)は、4回を投げて2安打1失点。全58球、最少失点でしのぎ、1点リードした状態で降板した。

 初回、先頭のサントスに内野安打を許すと、続くアヤラの三塁線の打球を松田がファンブル。いきなり無死一、二塁のピンチを背負った。だが、続くセペダの二塁右を襲った打球を、二塁・菊池が好捕して併殺に。この回を無失点で切り抜けた。

 裏の攻撃で先制点を奪うと、二回はわずか9球で三者凡退に斬った。だが、三回。先頭の9番・セスペデスに左翼線二塁打を浴びると、1死三塁からアヤラの中犠飛で同点に追い付かれた。それでも最速149キロの直球に、カーブやシンカーなど緩急を使ってキューバ打線を幻惑。四回裏に日本が勝ち越し、リードした状態で2番手・則本にバトンをつないだ。

 それでも登板後、石川は「ストライクゾーンの見極めが難しく、甘く入った球がありました。変化球もコントロールしきれない部分がありました。次に向けて頑張ります」と、反省のコメントに終始していた。

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