侍・山田“幻のホームラン” 勝ち越すもフェンス前でファンが打球をキャッチ
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「WBC・1次リーグB組、日本-キューバ」(7日、東京ドーム)
山田(ヤクルト)の“幻のホームラン”で、日本が追加点を奪った。
四回、2死二塁での3打席目。2ボール1ストライクから4球目、122キロのスライダーを狙った。打球は一直線に左翼方向へ。そのままスタンドに消えたかに思われたが、塁審は二塁打の判定。球場が一時騒然となった。
リプレー映像を見ると、左翼スタンド最前列のファンが、グラブで打球をキャッチ。審判団が集まってビデオ判定が行われたが、最初の判定通り二塁打で試合が再開した。
それでも日本には貴重な勝ち越し点が生まれ、山田は「前の打席はチャンスで打てなかったので、今度こそはという気持ちで打席に入りました」と振り返った。