巨人・岡本OP戦1号&2打点 開幕レフト争い一歩前進!
「オープン戦、中日4-6巨人」(7日、小牧市民球場)
巨人・岡本が「6番・左翼」で先発出場してオープン戦1号を含む2打数2安打、2打点。左翼定位置奪取に前進した。
「あれは風です。こすっただけです」。ゲーム後は冷静に語ったが、ダイヤモンドを回った時はニッコニコ。1点リードの二回。中日・小熊の3球目をフルスイングした。舞い上がった白球は風にも助けられて左翼席へズドン。5番・村田とのアベック弾となった。
結果を残し続けている。四回先頭ではライナー性の左前打、五回1死満塁では右犠飛を放った。オープン戦5試合で15打数7安打、打率・467としている。
チームは大技小技で勝利した。三回2死一、三塁ではマギーの右前打適時打で、一塁走者・重信まで生還。三塁コーチャーの井端内野守備走塁コーチは「(右翼・藤井が)返球する雰囲気がなかったから。慌てるなと思った」とニンマリした。
高橋監督は「(風があっても)ホームランはホームラン。(重信の好走塁は)走塁の部分では意識をもってやっていますので」と総括。一発あり、神走塁あり。手応えを感じるゲームになった。