侍・青木、チーム初安打&好守連発 試合前に“カノの金言”でナイン鼓舞

 「WBC・1次リーグB組、日本11-6キューバ」(7日、東京ドーム)

 結果的に乱打戦となった一戦。勝利に欠かせなかったのは、チーム初安打と2つの美守だ。攻守で日本に流れを呼び寄せたのは「3番・中堅」の青木宣親外野手(35)=アストロズ。チーム唯一の現役メジャーリーガーが、再三のピンチを救った。開幕戦で支柱になった。

 「こういう大舞台では1プレー、1プレーが大事になる。勝ててよかった」。初回、2死走者なしで打席に立つと、左翼フェンス直撃の二塁打でチャンスメーク。4番・筒香の右前適時打で先制のホームを踏んだ。

 最年長の35歳。試合前はナインに「Prove Yourself Right」という言葉を伝えた。自分が正しいと思ったことを証明しろ-という意味。カノ(マリナーズ)が愛用する言葉で、「マイナーに落ちた時に救われた」という。

 三回には1死三塁で右中間への大飛球を好捕。四回にも中堅後方の打球を背走して倒れ込みながらつかんだ。「みんな必死。一戦、一戦だから。また明日の試合に備えたい」と青木。体を張ったプレーでピンチを防ぎ、日本の強さを攻守で証明した。

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