日本ハム・上原開幕1軍アピール OP戦3戦連続0封
「オープン戦、ソフトバンク2-2日本ハム」(8日、ヤフオクドーム)
昨年のドラ1左腕が開幕1軍を猛アピールした。日本ハム・上原が八回から登板。2回を1安打無失点と好投した。オープン戦は3試合連続無失点を継続。「楽しかったです。理想的な形で抑えられましたね」と胸を張った。
190センチの長身から繰り出す最速146キロの直球とカーブ、スライダー、チェンジアップなど多彩な変化球で強力打線を抑えた。尊敬の念を抱く柳田はカーブで捕飛。「自分と遠いレベルの選手に投げられるのは楽しさがあった。自信になります」と充実の表情で振り返った。
昨季はわずか1試合の登板で、未勝利に終わった。チームトップクラスの快足を兼ね備え、昨年末に栗山監督は二刀流起用を模索したほどだが「本当にいいボールを投げている。いろいろ使い方を考えるよ」と野手構想を消し去り、投手として先発させるか、リリーフ起用するかで悩む胸中を明かした。2年目の飛躍を誓う左腕が連覇への必要なピースとなる。