巨人・田口一皮むけた!苦手克服へ左打者に攻めの投球

 「オープン戦、中日4-3巨人」(8日、岡崎市民球場)

 苦手克服に向け、一皮むけた姿を披露した。巨人・田口が左打者4人の並んだ中日打線に対し、5回1失点(自責点0)。昨年、右打者の被打率が・225だったのに対し、・294も打たれた左バッターの内角を攻め「うまく突くことができたと思う。幅をつけることが一番大事」と満足そうに自賛した。

 森野との対戦が顕著だった。二回は内角球でカウントを稼ぎ、最後は外角スライダーで空振り三振。三回1死満塁でも初球の内角直球で、二ゴロ併殺打に抑えてピンチを脱した。

 昨秋は左対策としてシュートの習得にも挑戦したが、原点に返った。「自分の持ち味は真っすぐとスライダー。駄目ならまた考える」と最大の武器を春季キャンプで磨き続けた。内角への徹底的な意識も、外角一辺倒の攻めで打ち込まれた反省を踏まえたから。昨年は10勝を挙げたが、まだ21歳。「これから先、自分が生き残るために必要なこと」と決死の思いで成長を期した。

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