“恐怖の8番”松田が同点犠飛 2試合で打率・625、5打点
「WBC・1次リーグB組、日本4-1オーストラリア」(8日、東京ドーム)
絶好調男が試合を振り出しに戻した。1点を追う五回無死一、三塁で松田(ソフトバンク)。代わったばかりのL・ウェルズの147キロを左翼へ打ち上げ同点犠飛にした。
「最低限、振り出しに戻せてよかった」
九回には中前打を放ち、2試合通算で8打数5安打の打率・625、5打点の大暴れ。まさに“恐怖の8番打者”といえる大暴れぶりだ。
「超積極的に打席でスイングすることを心掛けてます。いい打者がたくさんいる。塁に出たり、つないだり。1球1球集中している結果です」
三塁の守備でも誰よりも大きな声で投手をもり立てる。
「三塁ですから。元気を一番出さないとね」。33歳のムードメーカーが攻守でチームを引っ張っている。